猫との出会いを記録する「猫記録者」
街を歩いていると、ふと目が合う愛らしい猫たち。商店街の一角、小さなカフェや古本屋で、その場所の「顔」として親しまれている「看板猫」たち。そんな猫たちとの奇跡的な出会いを、温かい文章と優しいタッチのイラストで記録し続けているのが、イラストレーター・逸見チエコ(へんみ・ちえこ)さんです。
逸見さんは、単に猫を「かわいく」描くだけではなく、その背景にある人間との関わりや地域の物語まで丁寧に掘り下げます。「看板猫」とは単なる”看板”ではなく、街の歴史や人の営みの中で生きる存在として、深いまなざしで捉えているのです。
逸見チエコさんプロフィール
名前:逸見チエコ(へんみ ちえこ)
年齢:50代
居住地:東京都港区
職業:イラストレーター・ライター
主な活動
- 看板猫の取材・記録
- 猫関連書籍の執筆・イラスト
- ラジオ番組のパーソナリティ
- 雑誌・メディアでの連載
代表作品・著書
看板にゃん猫

猫たちがこっそり教えてくれた14の奇跡の出会い
マイクロマガジン社
看板猫たちが抱いているお店への想いと「愛する人」との繋がりを、猫の視点で綴った心温まるフォト・ブック。 全国14か所の看板猫たちを取材し、それぞれの猫が持つ物語と、彼らを取り巻く人々の温かい関係性を美しい写真とエピソードで紹介しています。 「震災からの復興を手伝う猫」など、猫の数だけ生まれる感動的な物語が詰まった一冊です。
猫まちさんぽ

街角で出会う猫たちとの散歩
共著
まちの看板ねこ

街で愛される猫たちの物語
写真・文
ラジオ番組での活動
「逸見チエコのどちらの猫さま⁉︎」
番組詳細
- 放送局: FM池袋
- 放送時間: 毎週水曜日 21:15~21:30
- 番組時間: 15分
- 開始: 2024年7月
番組内容
- 猫への溢れる愛を語る
- 50代女性の日常エピソード
- リスナーからの猫エピソード紹介
- 看板猫との出会い話
- 猫にまつわる朗読
「猫ライター・イラストレーターの逸見チエコが、猫への溢れる愛と50代女性の地味な日常をしゃべりまくる15分です。」 (FM池袋番組紹介より)
逸見さんの猫への想い

看板猫への深いまなざし
逸見さんにとって「看板猫」は、単なる商店の飾りものではありません。 彼らは街の歴史の生き証人であり、人と人を繋ぐ架け橋であり、地域コミュニティの中心的存在です。 一匹一匹の猫には、それぞれの物語があり、その背景には必ず温かい人間関係があることを、逸見さんは丁寧に記録し続けています。
街と猫、人と猫の関係性
商店街の八百屋さんで昼寝をする猫、カフェの入り口でお客さんを迎える猫、古本屋の本棚の間を縫って歩く猫… そんな日常の中にある小さな奇跡を、逸見さんは見逃しません。 猫たちがどれほど街の人々に愛され、また彼らがその愛に応えているかを、温かい視線で捉え続けています。
言葉と絵で伝える猫たちの物語
逸見さんの作品の魅力は、猫を「かわいく」描くだけでなく、その背景にある物語まで丁寧に掘り下げるところにあります。 一枚の写真、一つのイラスト、一行の文章に込められた深い愛情が、読者の心に響き、 猫たちとの出会いの尊さを改めて感じさせてくれます。
経歴と活動の軌跡
キャリアのスタート
大学卒業後、デザイン会社に就職した逸見さん。 会社員として働きながらも、フリーランスとしての活動も並行して行っていました。 学生時代から自主制作のマンガやイラストを発表していた経験が、後の創作活動の基盤となっています。
活動の多様化
徐々に活動の幅を広げ、マンガの連載、雑誌でのイラスト掲載、取材記事の執筆など、 多方面での創作活動を展開。クリエイターとしての確固たる地位を築いていきました。
「看板猫」との出会い
全国各地の「看板猫」を取材し、その姿を文章とイラストで記録する活動を本格化。 この分野での専門性を深め、多くの猫好きから支持を得るようになりました。
現在の活動
書籍出版、ラジオ番組のパーソナリティ、メディア出演など、 猫文化の発信者として幅広く活動。2025年5月にはTBS「マツコの知らない世界」にも出演予定です。
SNSでの発信活動
X(旧Twitter)アカウント
日々の猫との出会いや、看板猫の取材エピソード、ラジオ番組の告知などを発信。 猫好きフォロワーとの温かい交流の場となっています。
プロフィール文:「『看板にゃん猫』(マイクロマガジン社)好評発売中です。 池袋FM「逸見チエコのどちらの猫さま⁉︎」(水曜21:15~21:30)放送中。」
猫との小さな奇跡を記録し続けて
逸見チエコさんは、猫のいる日常を、やさしい言葉とぬくもりあるタッチで描く”猫記録者”のような存在です。 彼女の作品を通して、私たちは改めて気づくのです。 街角で出会う一匹一匹の猫たちが、どれほど多くの人々の心を癒し、地域のコミュニティを豊かにしているかということを。
看板猫は、今日もどこかで誰かを癒し、その姿を逸見さんのペンがそっと描き留めていく… そんな猫との小さな奇跡に、あなたも出会ってみませんか?
街を歩くとき、ふと足を止めて猫たちに目を向けてみてください
そこには、きっと素敵な物語が待っています
猫と人との温かい繋がりを大切に